タブレットに保存されているファッションデザイン

アパレル業界というと、服や小物を扱うオシャレな仕事を思い浮かべませんか?
しかし、実際にはアパレル業界には大変なことがたくさんあります。
今回は、アパレル業界で働く人が直面する大変なことを4つ紹介します。アパレル業界の就職を考えている方や、ファッションに興味のある方は参考にしてみてください。

アパレル業界とは

アパレル業界とは、衣服やファッション雑貨などを製造・販売する業界のことです。
関わる仕事には、デザイナー、パタンナー、縫製工、バイヤー、販売員などさまざまな職種があります。
ファッションの流行や消費者のニーズは目まぐるしく変化しています。そのため、最先端の流行に触れることのできる業界といえるでしょう。

大変なこと4選

ここでは、アパレル業界で働く上で大変なことを4つご紹介します。

①競争が激しい

アパレル業界は、多くのブランドや企業が参入しているため、競争が非常に激しいです。そのため、自分の商品やサービスを売り込むには、他社との差別化やマーケティングが必要となります。

また、消費者の嗜好やトレンドもすぐに変化していきます。変化に対応していくには、常に新しいものを提供しなければなりません。そのため、創造力や柔軟性が求められます。

②長時間労働が多い

長時間労働が多い業界のため、体力や精神力が求められます。特に、販売員やバイヤーは店舗の営業時間や、出張先の時間帯に合わせて働かなければなりません。
また、商品の企画や製作に時間がかかります。デザイナーやパタンナーは、締め切りに間に合わせるために残業することもあるでしょう。

③給与が低い

アパレル業界は、給与が低い傾向にあります。最低賃金や成果報酬制の場合もあったり、自分の商品やサービスが売れなければ収入が減ったりすることもあります。そのため、安定した生活よりも、夢を追いかけたい人には向いているといえます。

④キャリアアップが難しい

アパレル業界は、キャリアアップが難しいといわれています。特に販売員や縫製工は、スキルや経験があっても昇進や昇給の機会が少ないです。
また、デザイナーやバイヤーも、自分の商品やサービスが評価されなければ成長することができません。
アパレルの分野でキャリアアップを目指したい方は、アパレルの知識が身に付く専門職大学で知識を身に付けることがオススメです。この大学では、ファッションとビジネスの両方を学ぶことができます。社会に出た段階で、周りとの差が付く知識を身に付けることができるため、キャリアアップに繋げられるでしょう。

大変だが、やりがいも沢山

アパレル業界は、おしゃれな服やアクセサリーを扱う楽しそうな仕事ですが、実際には大変なことがたくさんあります。競争が激しい、長時間労働が多い、給与が低い、ハラスメントが多い、キャリアアップが難しいという5つの大変なことを紹介しました。

しかし、お客様が実際に商品を着てくれたり、世界に服を届けられたりとやりがいを多く感じられる仕事です。ファッション業界に興味のある方は、自分のできることからチャレンジしてみてくださいね。

アパレル業界の就職はきつい?大変なことや求められるスキル